首から背中、肩甲骨にかけての「コリ」
『この辺りがよく凝るんです、、、』
と、僧帽筋や肩甲挙筋、菱形筋など肩甲骨の周辺
だいたいその辺りを示す患者さん。
『コリの部分を緩めても、またすぐに戻っちゃうんだろうな~』
あなたならそう気づくかもしれません。
『コリが出ているところを緩めても(また戻るようだと)根本的な改善にならない。』
では、あなたはどのように施術しますか?
今日は
『なら、斜角筋にアプローチしましょう』
というお話をしていきます。
斜角筋といえば呼吸補助筋として
肋骨を引き上げますが、
頸部の屈曲、側屈にもはたらきます。
首から背中にかけてのコリの大きな原因として
頭部が前方に出る姿勢(不良姿勢)が挙げられます。
パソコンやスマホ操作など
何かと顔が前に出る姿勢になりがち
頭の重さを支えようと、
僧帽筋や板状筋、肩甲挙筋などが
頑張るわけです。
これでは首の後ろ~背中にかけて
凝り固まってしまいます。
『頭が前に出る姿勢』
この時、斜角筋は緊張・収縮しています。
つまり
まずはここの緊張を解いていくのが
肩こり解消のポイントです。
斜角筋の緊張、あなたならどうアプローチしますか?
筋腹へ直接アプローチする
呼吸を使う
小円筋、小胸筋を使う
方法はいくつかあると思いますが、
もしあなたが
【斜角筋へのアプローチ方法がない】
【うまく緩めきれない】
のならこのままじっくりお読みください。
当協会の『小顔ストレッチ』では
肝となる【上部頸椎のダイレクトストレッチ】
で斜角筋へアプローチしていきます。
上部頸椎のダイレクトストレッチでは
頸椎の1番2番を主に調整していきますが、
同時に上部頸椎に付着する筋肉へも
アプローチしていく手技です。
後頭下筋群、椎前筋群など付着していますが
なかでも中斜角筋へは呼吸の誘導を加えながら
アプローチしていきます。
ちなみに1回30秒。
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