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『来月から、施術時間を短くして料金も上げるから。』
オープンから3か月。
集客、売り上げもまだまだまばら。
『これからかな~』
なんて思っていた矢先の突然の宣言。
もしあなたが従業員なら
『今』そう言われてどうですか?
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こんにちは、山口です。
私が普段活動しているストレッチ専門店『STRETCHHERO(当協会代表、田中が運営)』がオープンした当初オーナー田中より言われた言葉。
先日オープンした『STRETCHHERO鳥取店』のレセプションパーティーにてそんな当時のことを思い出していました。
◇時短(値上げ)に踏み切った時のことをスタッフ目線でリアルに伝えていきます。◇
ただ施術時間を短くすることを『時短』と思っている方はぜひお付き合いください。
地域初のストレッチ専門店。
まわりには60分○○円!の激安リラクゼーション店。
オープン当初STRETCHHEROは『45分4320円』のメニューでした。
実際は着替える時間、カウンセリングの時間、お会計の時間、前後のお客様と被らないようにと、お一人様60分の予約枠でお取りしていました。
つまり分単価72円ですね(-_-;)
それでも60分2,980円!が地域に強く根付いていたので
『4,000円は高いなぁ』
『もう少し安ければ良いのに』
というお声は多々頂いていました。
当時お店を任されていた私は
『どうしたらもっと多く集客することができるか』
『もっと手技を(時間)を増やしたほうが良いんじゃないか』
と考えていました。
そんな折、
オーナーより冒頭の言葉です。
『来月から40分の予約枠で5940円に変更する』
( ゚Д゚)『えっ!?』
まさにこんな感じです。
納得いくまでたくさん話し合いました。
『現場の声を一番多く聞いているのは私だ』
『お客さんが離れていく』
この当時の私は
長く施術をする=お客様のため(満足度)
このようなマインドです。
しかし実際は
長く施術をするということはそれだけお客様の貴重な時間を頂いているということ。
『時短』は単純に施術時間を短くする(または手技を少なくする)のではなく、無駄を省くこと。
もちろんこの「無駄」はサロンのコンセプトによって異なります。
私たちの場合
手技の数を減らしたり、1手技で伸ばす秒数を変えるのではなく、次の手技に移るまでの時間
つまりストレッチのスムーズさ(手際)をまずは時短しました。
テキパキを超テキパキに変えたんですね(^^♪
それにより
『スピード感、スポーツをしているようなストレッチ、短時間でも変化を出す』
といったコンセプトが固まりました。
その後も
『施術の順番』『カウンセリングの流れ』『予約の取り方』『手技自体の見直し』
などコンセプトに沿って改良を重ね、
今ではお一人様『30分の予約時間枠』で6480円頂いていますが、
45分行っていたオープン当初より手技が増えています。
※ちなみにこれらの改良の中で時短に限らず分単価を上げる「小顔ストレッチ」等のオプションコースが生まれました。
お店のコンセプトが決まったら、
それに合わせて『無駄を省くべき所』を見つける。
『60分の予約枠が30分になったことで単純に2倍のお客様を元気にできる!』
▽あなたが目指すサロンのコンセプトは何ですか?
▽時短できそうなところはありますか?
▽時短しても同等またはそれ以上の効果、満足度を出す方法はありませんか?
「時短=満足度が下がる」
まずはこのマインドセットを変えることで
あなたのサロンにより良い変化が生まれるかもしれません。
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